ドリームキャスト版は、現在ほぼ開発完了、あとはマスターアップを待つのみ…、といった状況です。今のところ、拍子抜けするぐらい順調に進んでおります。
このままつつがなく発売日を迎えられるよう、皆さんもディスプレイの前で一緒に念を送ってやってください。
羽
田方面に向けて送ると特に効果的です。
…さて、今回のお便りを紹介します。
Q18. |
DC版追加要素の「気になる部分」に質問させていただきます。
プラクティスモードの解説には、
>保存したリプレイは、様々な視点から鑑賞することが可能です。
とありますが、これは
「撃墜される戦車からの
視点」だとか、
「沈みゆく戦艦ブリッジからの視点」だとか、
つまりそういった「任意の視点」という認識でよろしいのでしょうか。
2Dタイプシューティングゲームで上記のような仕様が入ってるモノって存在しない気がするので(知らないだけかもしれませんが)、期待しちゃっていいん
でしょうか。
いやもう、それならビジュアルメモリ買いまくりますよ俺(ぉ
from
U.G.M. さ
ん
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A18. |
ぎく。
結論から申し上げますと、例に挙げていただいたような「任意の視点」を設定することはできません。視点が何種類かあり、リプレイの再生中に切り替えたり回
したりズームしたり、という形になります。ご
期待に沿えず、申し訳ありません。
プログラム的には戦車からの視点も真上からの視点も可能(実際、開発中にはそれらの視点もテストしていました)なのですが、もともと、高速化のためにいろいろギリギリに作ってあ
る関係で、下手にカメラを動かすと見えてはいけないモノが見えてしまったり、見えていなくてはいけないものが見えなくなってしまったりしたんですね。
そんな事情で、視点の幾つかについては、泣く泣くカットしました。真上モード面白かったのになぁ(涙)
その代わりと言っては何ですが、ビジュアルメモリがあればあるほど、たくさんリプレイを保存できるようにはなっております。
安心してビジュアルメモリを買いまくってください!!
(※『あつめてゴ
ジラ』でも
いいです)
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Q19. |
1面冒頭の牛は、以前の質問の答え(推定死傷者数)にもあったよ
うな「戦争であること」を象徴するものなのでしょうか。
戦車を撃つタイミングを計り損ねたり、オプションの攻撃が運悪く当たったりして巻き添えを食らって死んでゆく牛を見ると何とも言えない切ない気分になりま
す。
「力無き者は無力だ」と云わんばかりの物言わぬ無防備な牛2頭に込められたメッセージや裏話などありましたらお聞かせ願えますでしょうか。
from KIM さ
ん
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A19. |
1面の開始直後、いやがおうにも目に入る、意
味ありげな2頭の牛。
私も気になったので、企画スタッフに聞いてみることにしました。
つ
いに明かされる、牛誕生秘話とは!!
戦車のキャタピ
ラのアニメーション部分をプログラムで作る際に、アニメーションしていることが判り易いテスト用モデルとして牛の走っているモデルが投入されました。
何故そこで牛かというと、3D開発ツールのサンプルに牛のモデルがあるからです。
(あと、画面に出した際に、戦車や地形とスケールを比較できて面白いから、という理由もあった気がします。体長約2.25m)
で、「折角だから1面に入れよう、シューティングじゃ定番だし」ということでポリゴンを削りに削られて1面冒頭に登場することになりました。
さらに、画面の中のモノは等しく死を与えられる、というアンデフの思想?に基づき、爆風で死ぬようになりました。正直ウケ狙いです。
というワケで“
「戦争であること」を象徴するため”に最初から狙って作ったのではなく、作ってるうちに可愛そうな牛が出来ちゃった、が牛誕生の真相です。
夢も希望もない答えでゴメンなさい。
…。
いや、まぁ、1面ボスや自機のローターで粉
砕される鳥と比べれば、はるかにいい扱いだとは思いますが(合掌)
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それでは、また次回の更新で!