R.A.I.N
---発芽---
リダレス社が開発した『脳アルゴリズム獲得型制御システム』を元に、軍事用に開発された遠隔制御戦闘システム
Remote
Artificial Intelligence Network
system 略称 R.A.I.N
次期主力戦闘機「ANTARES」
R.A.I.Nとの連携を前提に作られた、まったく新しいタイプの戦闘機
R.A.I.Nより送られるパイロットの脳データを、 ANTARESのメインシステム(擬似脳)へアップロードし、機体を制御する
制御中に得られたアルゴリズムは、定期的にR.A.I.Nシステムへダウンロードされ、 「経験」としてパイロットにフィードバックされる
これにより、無人機(※1)でありながら、限りなく有人に近い対応力
を持ち、なおかつ、パイロットの居住性を無視した挙動や設計といった
無人機の利点も兼ね揃えた、理想的な兵器システムが完成する。
現在はシステムのテスト段階ではあるが、 近い将来の対”F・A”の切り札として、軍部内外から注目されている
(※1) 無人機は、兵器としての性能面(AIの対応力・遠隔操作における反応速度)もさることながら、SEEDに接触し、乗っ取られた後の暴走を止める手段を失ってしまうのが最大の問題。 それでも、火星連合の規約により定められた「宇宙における特定区域以外での有人活動の禁止」により、戦闘力として無人機に頼らざるを得ない状況に陥っている。 |