マルヤマです。
小説版「旋光の輪舞 デザイアーズルーレット」では、旋光の輪舞ゲーム本編同様、多くの人物(キャラクター)が登場します。
そこで、今回のグレフ通信では、第一話に登場した人物の内、4人について紹介していきます。なお、斜字は、月刊アルカディア2月号に掲載されたキャラ紹介文です。
●リスベート・ローゼンベリ
カジノ「ユーフォリア」のオーナーの一人娘。
愛称は「リズ」。甘やかされて育った面があるものの、幼いころから大人社会を見てきたため、大人びた側面も垣間見える。素の姿は快活な少女で、周囲から愛されている。
小説版で新たに登場したキャラクターです。
小説著者の永川さんと話を練っている際に誕生したキャラで、ビジュアル担当の曽我部さん含めて、三者共同でキャラクターが構築された、”旋光の輪舞”ではちょっと珍しいポジションのキャラクターとなりました。
リズの性格や言い回しなどのパーソナルな部分は、全て永川さんにお任せしているので、私は一読者としてニヤニヤと見守り続けるだけです(笑)。
今後も小生意気でカワイイ、リズに乞うご期待!
●ガス・ヴァン・ジバルディ
カジノ「ユーフォリア」の支配人。
他のカジノで働いていたところ、「ユーフォリア」オーナーであるジョセフにカジノ運営の才能を見出され、数年前より支配人に。以後、オーナーの右腕として辣腕を振るう。
新キャラその2。
乱暴な性格っぽいオーナーに仕える紳士的な執事、という感じでの登場でしたが、元々の私のイメージでは、冴えない中間管理職的なオジサンという感じでした。そうならなくてよかったよかった(笑)。
対戦アクションゲームでは、なかなかこういう渋いキャラクターは出せないところなので、今回はそういう所で楽しく仕事させてもらってます。
あ、あともう一人の新キャラ「オーナー」については今月末号にキャラ紹介分を掲載していますので、そちらもお楽しみに。
●ミカ・ミクリ
元アーリア軍特殊部隊S.S.S.の小隊長。
2年前、大事件に巻き込まれ、その後除隊(『旋光の輪舞』より)。現在は火星圏商業コロニー「ViVi」で、アーネチカと共に探偵業を営む。優しい性格だが、人の機微に鈍い。
おなじみミカ・ミクリさん。そういえば、彼のキャラ紹介文で、初めて「鈍い」と書いた気がする(笑)。
元々、家庭用版「旋光の輪舞DUO」で、各キャラの日常などを見せることができればいいな、と構想していまして、その中でも組織に属さない「自由人」のミカ、アーネチカコンビはそういった話をしやすいだろうなぁ、と思っていました。ようやく今回の小説という場で、このコンビの活躍をお届けできることになったのは、本当に嬉しい限りです。
今回の話は、時間軸的にDUOの前半部分なので、まだ少しモヤモヤを引きずっているミカとなります。いつの日か、DUO終了後のミカもお届けできればなぁ……なんて思うのは贅沢ですかね?
●アーネチカ・アルフェロフ
ミカと同じく元S.S.S.のオペレーター。
事件後ミカと同じく除隊し、行動を共にする。ミカ探偵事務所のマネージャーとして、最低限の生活ができる収入を確保しつつ、ミカに危険な仕事をさせないよう気を配っている。
髪型が違う!と、ビジュアルを見て私が驚いたアーネチカさんです。
アーネチカは、ゲーム中シリアスな事件に巻き込まれているシーンばかりなため、いまいち彼女の性格などが伝わっていないのではないか?と懸念しているキャラでした。そこで、今回の小説、ということになって、これで新たな一面を見せることができれば!と期待しています。
早速リズとの絡みで、2人の精神年齢がどっこいどっこいな所が露見しているようで、安心しました(笑)。この2人の親子漫才は、また別の機会でじっくりと見てみたいですねっ。
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今月末発売の月刊アルカディア3月号では、「旋光の輪舞 デザイアーズルーレット」の第二話が掲載!いよいよ事件が動き始めます。お楽しみに!